こんばんは。
何と昨日に続き2日連続の投稿となります。
珍しい!
本当は今日は書く予定ではなかったんですが、先ほどYahooニュースを見てどうしても書きたくなりました。
「今日は書く予定がなかった」って、毎日書けよ!って意見は言わないでくださいね。
●新元号、来夏公表を政府検討
このタイトルの記事がとても気になったんです。
天皇陛下が生前退位のご意向を発表された事は皆さんご存知の通りですよね。
その件で政府を中心に色々と準備されている事は報道されている通りですが、新元号の発表時期について「2018年の夏に公表を予定」しているとの事。
その理由は、記事から抜粋すると・・・・
退位と皇太子さまの新天皇即位は同年12月下旬とし、改元を19年元日とする案が有力。国民生活への影響に配慮し、元号の切り替えまで4~5カ月の準備期間を置くのが狙いだ。
改元を元日とするのは、1年の途中でカレンダー・手帳の刷り直しや官民のシステム変更が行われ、国民生活が混乱したり経済的損失が生じたりする事態を避けるため。新元号の発表から改元まで一定の猶予期間を置くことで「円滑な代替わりを実現したい」(政府関係者)としている。
との事らしいです。
●カレンダーが間に合わない!
「1年の途中でカレンダー・手帳の刷り直しや官民のシステム変更が行われ、国民生活が混乱したり経済的損失が生じたりする事態を避けるため。」
はっきり言って政府は業界の事を全く理解されていないようです。
年末によく企業が配るカレンダー。
既製品に社名を刷り込む事が圧倒的に多いんですが、このベースとなるカレンダーは実は毎年2月頃から刷り始め、この5~6月にはほぼ出来上がっているんです!
つまりこの5月なら「2018年度版のカレンダー」は既に刷り終わっているんです!
だから当然「平成30年」という文言も刷られています。
という事は「来年の8月に新元号を公表して、翌元旦から改元」では、カレンダーは間に合わない事になります。
●カレンダー業界の動きは・・・
昨年に天皇陛下がご意向を述べられた時に、カレンダー会社の人からも上記の問題を聞いていました。
また、偶然ですが昨日も「来年のカタログが出来上がりました」といって持って来られた際に、この事について話をしていて、「カレンダー業界の代表から政府に対して要請をしている」という話も聞いていたんですね。
やはり一業界からの要請には耳を傾けてくれないんですね・・・。
恐らく2019年度の既製品カレンダーの大半は「新元号」が入らないと思います。
あっ、でも既製品への刷り込みではなくオリジナルのカレンダーを作るのなら8月から作成を開始しても年末には間に合うので、もし「新元号」の入ったカレンダーを手にされた人はラッキーという事になりますね。
現状のやり方では「既製品のカレンダーに名入れする」場合、新元号は諦めざるを得ませんが、来年の公表までに画期的な方法が見つかるといいですね~。
もしそんな事を考案できたら商売になるかなぁ♪
何か考えてみよう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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櫻井 一慶
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