東京進出へ。ダイトー光芸も変革の時

こんばんは。

またまた久しぶりの投稿となります。
今年も早いもので4月も中旬になりましたね。
大手の企業様を中心に3月末で決算を迎えられ、今月から新しい期をスタートされている企業様も多いかと思います。世間は景気が良いと言われているので、どの様な決算発表になるのか注目しつつ、弊社もその流れに乗らなければと思っています。
ところで3月決算の企業はどれくらいあると思いますか?
先程ちょっと調べてみたんですが、日本では全体の20%くらいらしいです。
「思っていたより少ないなぁ」と感じましたが、皆さんはいかがでしょうか?
でも資本金が100億円以上の企業に限ると75%以上が3月決算らしいので、この時期は新聞でも必然的に決算報告の記事が頻繁に出てくるので、それで多く感じているのかもしれませんね。

ちなみに弊社は8月決算。
今期も後半に差し掛かっている最中です。

●弊社にとっても変革の時

さて弊社の今期の目標・・・というよりも、社内会議では数年前からずーっと議題に上っていた「東京進出」について、やっと重い腰をあげなければいけない事が発生しました。
実は弊社の大切なクライアント様で一番お世話になっている部署がこの度東京へ移転される事になり、弊社も動きを変えなければならなくなったんです。
色々な大手企業が拠点を東京に移される流れは昔からずーっとありましたが、たまたま弊社は今まで大きな影響を受けておりませんでした。
しかし今回の「移転」の話は弊社にとっては大きく影響のある話で、見過ごす訳にはいきません。
ここは以前から検討していた「東京進出」を早急に進めなければいけない
とは言うものの、弊社のような零細企業が「東京進出」するとなると「人」「お金」「設備」など、簡単に話は進みません。

まずは「人」
弊社は大阪だけに事務所を構えているので、当然転勤がある事を想定して入社しているスタッフはおりません。
家族の事情もあるので、誰が転勤するのかは大きな悩みになります。

それから「お金」
これも零細企業の悲しい現実ですが、東京への進出にはそれなりにお金が必要となります。
潤沢に資金があれば問題ないのですが・・・。

最後に「設備」
弊社がお客様に喜ばれているうちの1つに「対応スピード」があります。
でもそのスピードは現在大阪にある「スタッフと設備」があるからこそ出来ること。
それを東京にも整えるとなると、それこそ大きな悩みとなります。

そんな事を念頭に先日東京へ行って来ました。

●東京

もちろん東京は初めてではなく何度も行っていますが、相変わらず「人が多いなぁ」というのが第一印象。
地下鉄は日中であっても、どの線も混雑しているし、渋谷ではハチ公前で写真を撮るだけでも一苦労。益々一極集中が進んでいる印象を受けました。

と妙に田舎染みた感想を述べましたが、そんな中でもう一点気になった事。
それは「外勤営業の女の子が多い」と感じた事です。決して人数が圧倒的に多いからではなく、あくまでも比率の話。
大阪では外勤営業の男女比は、男性:80~90%で女性は10~20%くらいだと思うのですが、東京では女性が30%以上はいるのでは・・・と印象を受けました。
実際の数字は分からないので、たまたまかも多いと感じたのかもしれませんが、政府が「男女雇用均等」を義務付けている事で、大手の企業さんが率先して推進されていると考えると、実際に女性の外勤営業が多いのも当たっているかもしれませんね。

それから色々な意味で「活気」を感じました。
例えば駅の看板にしても電車内の広告にしても、空き枠がなく有名企業の名がずらーり。
東京オリンピックの影響?もあり、都市全体に活気を感じました。
ところが大阪では、一部の駅を除き広告スペースに空き枠がある状態。
一部では良い話を聞くものの、全体的に「景気が良い」とは決して言えないですね。

そう言う意味でも「東京」は、やはり魅力的なところですね。

ところで今回東京へ行ってきたのは、東京進出に向けてのリサーチと、東京に居ながらでも仕事がどれだけ出来るのか?という実験の意味もありました。
パソコンを持ち歩き、メールはスマホ経由でチェックし、社内への指示は電話でする。
「懸念していた事が、それほど問題なかった」「新たな問題点」が出てきたりしましたが、何とか出来るかな・・・という目途が立ってきました

●弊社の対応

それでは弊社の今後の動きに少しだけ触れたいと思います。

今回移転されるクライアント様だけではなく、東京にも数社のお取引先があります。
今まではメールや電話や宅急便での対応で甘えさせてもらってましたが、やはり案件によって意思疎通が難しく、お客様にも迷惑をお掛けする時もありました。
だからこそ「東京進出」を検討していた訳ですが、今回の事で逆に背中を押していただいていると感じています。

ただ、いきなり事務所を構えてスタッフにも転勤してもらうには上記の問題があるので、しばらくは月に2~3回の出張を繰り返して様子を見ようと思っています
そして、もっともっと弊社がお役に立てる事が増えてくれば、その時に次の展開を考えたいと思います。

弊社が「東京」でどこまで通用するのか分かりませんが、この新たな挑戦が会社の発展に繋がるよう頑張りますので、東京のお客様、今後とも宜しくお願い致します。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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1972年1月18日生まれ。奈良県在住。大学を卒業後、製版会社、広告代理店を経て父親が設立したダイトー光芸(株)に入社。2013年5月より現職。 恵まれたクライアント様や協力会社様に育てていただきながら、日々奮闘中。

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