天皇陛下ご退位によるカレンダー制作の影響

こんばんは。
久~しぶりのブログ更新。
前回の投稿日を見ると4月12日。何と約2ヵ月も空いてしまってたんですね~(大汗)
ボク的には1ヵ月くらいかな・・・なんて思ってましたが2ヵ月も空いていたとは・・・。
ブログを始めた当時は1週間に2投稿を目標に書いていたので、何ともまあ、サボり癖が付いてしまったもんだなぁと反省しています。
いや、決してサボってるつもりはないんですが、何を言っても言い訳になるので止めておきましょう。
さてさて今年に入ってまだ4回目の投稿ですが、この約半年間の間には色々と発信したい出来事があって、じっくりと思い出しながら発信していこうと思います。
今日は久し振りの投稿なので、軽めの内容から。
以前にも一度書きましたが、2019年度版カレンダーについて。

●やっと政府が発表

来年の4月末に天皇陛下が退位される事が正式決定し、新元号の発表やら各儀式をいつにするだの、休みをどうするかとか、政府も色々と検討していたようですが、ようやく日程の発表がありました。
しかしながらカレンダー業界にとっての最大の関心事、つまり各儀式がとり行われる日が祝日になるのかどうか・・・?の発表が今年の秋ごろまで先延ばしされました。
以前のブログに書いた通り、来年のカレンダーの印刷は、通常2月頃から刷りはじめ、5月頃には終了しています。

以前の投稿はコチラ→「新元号による影響大。カレンダー業界が大変!」

ただ祝日の発表が無いとカレンダーの印刷には取り掛かれないため、カレンダー協会として以前から政府に要請を出していたんです。政府の回答としては「3月中には発表する」との事だったようで、カレンダーの印刷をギリギリまで待っていました。
ところが、祝日にするかどうかは結局決まらず、今年の秋ごろまで先延ばし・・・。
カレンダーの制作開始時期からすると秋まではとても待てない。
でも各儀式が国民の祝日になるのかどうなのかが不明。
という事で、「全国カレンダー出版協同組合」の対応としては下記のように工夫しての制作となりました。

-------2019年-------
4月30日・・・日付は黒文字。赤色で「日の丸」と「退位の日」と記載。
5月1日・・・日付は黒文字。赤色で「日の丸」と「即位の日」と記載。
10月22日・・・日付は黒文字。赤色で「日の丸」と「即位礼正殿の儀」と記載。
12月23日・・・日付は黒文字。赤色で「平成の天皇誕生日」と記載。

また天皇誕生日については下記となります。

現皇太子様(次期天皇陛下)のお誕生日が2月23日なので、即位される時には既に過ぎています。
また現天皇陛下のお誕生日が12月23日なので、来年のお誕生日は「天皇誕生日」とはならない。
つまり2019年度は「天皇誕生日」が存在しないという異例の事態になるそうです。
特に影響が大きいのが4月30日と5月1日です。
特に5月1日は祝日になる可能性があり、その場合、下記となります。
来年の4~5月の曜日を見ると・・・
4月27日(土)
4月28日(日)
4月29日(月) 昭和の日
4月30日(火) 退位の日
5月1日(水) 即位の日
5月2日(木)
5月3日(金) 憲法記念日
5月4日(土)
5月5日(日) こどもの日
5月6日(月) 振替休日
となっており、祝日と祝日に挟まれている平日は「休み」となるので4月30日と5月2日が「休み」となります。
と言うことは、最大で・・・、思わず数えてしまいましたが「10連休」となる可能性があります!
まだ正式決定ではないですが、こんな事から、カレンダー協会としての2019年度のカレンダーが上記のように「日付は黒字。赤文字で〇〇の日」と記載するような対応となったようです。

●何気にカレンダーは見ている

スケジュールは全てスマホに入れている!という人もいるかと思いますが、会社の机や家、手帳など、一年間全くカレンダーを見ない人はいないんじゃないでしょうか?
発行部数が年々下がっていると言っても、やはりカレンダーは必要でしょう。
そんな事で来年のカレンダーを見る際は、特にゴールデンウィークの辺りを注意して見てくださいね。

さて、最後に蛇足となりますが、現在急ピッチでカレンダーの印刷をしているようですが例年よりも2ヵ月遅れなので、かなり遅れているようです。
もし毎年カレンダーを作成されている会社さんは、早めに発注されたほうが無難だと思います。
最悪の場合、年内に出来上がらない・・・なんて事態にもなりかねませんので。

以上の事を踏まえ、カレンダーのご用命は、是非、弊社の営業まで!(笑)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※弊社ホームページはコチラ → ダイトー光芸

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1972年1月18日生まれ。奈良県在住。大学を卒業後、製版会社、広告代理店を経て父親が設立したダイトー光芸(株)に入社。2013年5月より現職。 恵まれたクライアント様や協力会社様に育てていただきながら、日々奮闘中。

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