こんばんは。またまた遅い時間の投稿となりました。日中はなかなか時間が取れず、どうしても遅い時間になってしまいますね(汗)
さて、今日は弊社の主要業務の一つ「インクジェット出力~パネル作成」について書きたいと思います。
弊社では「パネル」作成というと、もうかなり昔から主力業務としておりました。昔はカラープリントを引き延ばして作成していた時代がありましたが、世の中の技術の発達と需要の拡大により、1990年代後半に大型のインクジェット出力機と表面保護のラミネート機を導入しました。
今では販促物の商売をしている会社ではどこもが導入していますが、弊社が導入した頃はまだ少なかったので、結構重宝されました。
それでは、それぞれの特徴を書いてみますね。
■大型インクジェット出力機
これが弊社のインクジェット出力機です。
EPSON PX-H9000
1200mm幅まで出力可能。
平成24年8月から使用。
顔料インク8色
インクジェットの最大のメリットは何といっても1枚からの出力が可能であることですね!例えばA1サイズのポスターを1枚だけ印刷すると数万円はしますが、インクジェット出力では何と数千円で作成可能です。
それともう一つの特徴はロール紙なので印刷では難しい長尺物の出力が可能であることです!例えばシンポジウムの舞台上の横長看板などを1枚の紙で出力が出来ます。
弊社では色補正もしながら出力しますので、品質には自信がありますよ!
また下記のメディアを常備しています。
●光沢紙:とにかく写真が綺麗!写真パネルの作成には最適です。
●上質紙:値段が安い!写真の綺麗さは光沢紙に劣りますが、講演会の横断幕など、文字だけの出力に使用します。
●タペストリー生地:布製なので巻いて持ち運びが可能!展示会でのバナースタンドやお店のタペストリーにどうぞ!
●電照用コルトンフィルム:電照式看板のバックライト用フィルムとして!駅や店頭の電照式看板に使われます。
●マトリクス:糊付きのフィルムです!糊面がメッシュ状になっているので、貼る際に気泡が入っても空気が抜けやすいです。
その他にもありますが、レギュラーで使用しているのがこの5種類です。
汚い現場でスミマセンが、機械はコチラ↓
EXCELAM COLD 1400RS
1100mm幅までラミネート可能。
平成18年1月から使用。
コールドラミ専用
「ラミネート加工」って皆さんご存知ですか?簡単に言うと紙などの表面を保護する加工のことですね。一般的に馴染みのある物は「パウチ」といわれるもので、紙を厚手の透明フィルムで貼り合わせる加工をイメージされますが、弊社では表面のみの保護をする加工のことを「ラミネート加工」と言っています。分かりやすく言うと大きなセロハンテープを紙の表面に貼っていると思ってください。
インクジェット出力は表面にキズが付きやすく、基本的には表面保護のラミネート加工をおススメしています。
実はこのラミネート機、1台で2役をこなしています。
それがコチラ↓
ちょっと分かりにくいですが、発泡パネルなどに出力紙を貼る時にも使用出来るんです!
当初は手作業で貼っていた時代もあったのですが、ラミネート機を導入後はこの様にして貼っています。ゴムロールで均一に圧力を掛けながら貼っているので、気泡が入ることが無くなり、加工ミスが減りましたね。
画像はA3サイズほどの大きさですが、3×6(900×1800mm)以上の大きな物を貼ることもあります!
また大きな物を貼る機会があれば画像を撮ってお知らせしますね。
■データ作成~出力~ラミネート~パネルの作成まで
弊社では社内でデザイナーがデータ作成し、それをインクジェット出力し、表面保護のラミネート加工~パネル貼りまで一貫して自社で行っております。
あっ、もちろん手切りでカットもしています!
だからこそ「スピーディーな対応が可能」なんですよね~。←コレ、弊社の強みです!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
櫻井 一慶
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