デザインのソフトについて

こんにちは。
昨日までの連休はそこそこ天候に恵まれていたので、本当に気持ちよかったですね～。でも今日の大阪はあいにくの雨。しっかり降っています。

さて今日は珍しく日中のブログ更新です！
（と言いながら、実は昨日のうちにある程度まで下書きしていたんですが・・・）

今日はデザインや制作、印刷業界にとっては必須のソフトについて。

デザインやレイアウトを作成する場合、弊社ではアドビシステムズのIllustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)というソフトを使用します。
このソフト、ご存知の方も多いかと思いますが完全な「プロ仕様」となっています。そのため正直なところ基本操作を覚えただけではとても使いこなす事が出来ず、かなりハードルの高いソフトと言えます。ただその反面、使いこなせばできる事が多岐にわたるので、とても優れたソフトと言えます。
弊社のような広告の制作会社はもちろん、パッケージデザインやロゴタイプ、印刷物の原稿作りまで幅広い分野で使用されています。
※最近で言うと、東京五輪のエンブレムのデザインも間違いなくイラストレーターやフォトショップで作成していると思います。

それではイラストレーターとフォトショップの特徴をそれぞれ書いてみます。

■イラストレーター

まずイラストレーターの主な特徴をあげてみると・・・

自由に絵や図形が描ける
色変えが容易
拡大や縮小、回転や変形などが簡単にできる
印刷業界では必須の「トンボ」を付ける事ができる
拡大や縮小をしても、劣化しない
その他多数

とにかくフォトショップと併用すれば出来ないデザインが無いと言えるくらい（いや、ちょっと言い過ぎかも）何でも出来ますね。昔のデザインってデザイナーが手書きしてましたが、今はイラストレーターで出来ると思っていただくと分かりやすいですかね？
そんな何でもできるイラストレーターのなかでも、僕個人が思う最大の特徴が「作成した物をフリーで配置（移動）が出来る事」だと思っています。皆さんは Microsoftのワードやエクセルやパワーポイントを使用されたことがあると思うのですが、微妙な位置調整で苦労された事はないでしょうか？僕は正直なところ微調整でイライラした事が何度もあります。でもイラストレーターであれば煩わしい微調整が簡単に出来るんです！これは本当に便利な機能だと思いますね。

■フォトショップ

次にフォトショップですが、こちらは写真画像の加工に特化したソフトですね。
代表的な特徴は下記となります。

写真画像の明るさ・色味・コントラストなどの調整
写真画像の切り抜き
手書き風のイラスト作成
画像解像度の変更やサイズ変更
写真画像の不要な物の削除や別画像との合成
その他多数

皆さんはデジカメで撮られた写真の明るさや色味を変えたいと思ったことはありませんか？写真の色々な加工が出来るソフトは他にも沢山ありますが、フォトショップで出来る事はかなり多く、その他を圧倒していると思います。またプロ用の傾向が強いので、画像を印刷物に転用するのであれば、やはりフォトショップが一番最適なソフトとなります。
ただあくまでも写真の加工に特化していて、レイアウトや印刷物への転用が出来ないので、やはりイラストレーターと併用しながらデザインをする必要がありますね。

■手放せないソフトです！

以上のように、現在のデザイン業界においてはイラストレーターとフォトショップの両方を使用する事が必須条件となっており、弊社のような広告の制作会社はもちろん、印刷会社やWEBのデザイナー、写真カメラマンまで幅広く使われています。

実際のところ、これらのソフト（特にイラストレーター）に追随するような物は今のところ無いと言えるくらい優れたソフトです。ただ個人的に購入するにはかなり高額で、以前のパッケージ版で80000円以上はしていました。現在はパッケージ版の販売はされていないので「Adobe Creative Cloud」というライセンス使用契約を結ぶことになっています。詳しくはコチラ↓

http://www.adobe.com/jp/creativecloud.html#x

あっ、もちろんですが弊社でもAdobeとのライセンス契約は結んでおり、最新バージョンの“CC”を使用している制作者もいますので、どのバージョンのデータでも対応可能です！

それぞれのソフトの使い方については、またの機会で述べたいと思いますが、とにかく使いこなせると「手放せなくなるソフト」である事は間違いないですね！
もしかするとこれがイラストレーターやフォトショップの最大の特徴と言えるかもしれませんね！

と綺麗にまとまったところで、今日は終わりにしたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。