おはようございます。
今日は朝からのブログ更新。
急に暖かくなって、大阪は桜が満開です。週末に花見へ行けなかったので今週末に行きたいですが、今日は雨。週末まで持ってくれると良いのですが・・・。
さて今日は「紙」の話。
「トモエリバー」っていう名前の紙なんですけど、聞かれたことはありますか?
巴川製紙所って会社が作っている“特種紙”になります。
先日お客様との会話の中で「トモエリバー」について質問されたんですが即答出来ず、持ち帰って確認したって話です。
ボクのトモエリバーについての知識は
●軽くて薄いにも関わらず裏写りしにくい
●主な使用用途は「医薬品の説明書」や「手帳」の紙として使われている
●他の紙に比べると料金が高く、発注後も入手に日数が掛かる
っていう事くらいでした。
たまたまお客様と「薄紙」の話をしていた時に「弊社でよく“トモエリバー”っていう紙を使います。結構薄いにも関わらず両面の文字がお互いそれほど透けず、読みやすい特徴があります」って話をしたんです。
そしたら、質問が出ました。
「なぜ、裏写りしにくいのですか?」
ボクの返答は「えっ?すみません、確認してみます!」でした。
恥ずかしいことに「なぜ?」と疑問に思った事もなかったんで、即答出来なかったんです。
ってことで取引先の人に教えてもらいました。
「要は単純に密度が詰まっているということ。通常の紙は繊維と繊維の間に隙間空いているけれど、トモエリバーは密度が詰まっているので透けにくい。ただ単純に密度が詰まっている紙なら沢山あって、密度が詰まっているので紙が厚い。でもトモエリバーは極細の繊維で作られているので薄く作る事が出来ている」
とのことでした。
単純に密度が詰まっていると予想はしていましたが、なるほど、繊維が細いんですね。そこに巴川っていう会社の技術力があるんですね。
何気に今まで使っていましたが、改めて聞いてみてボクも勉強になりました。
ってことで、ボクもまだまだ勉強不足だなーと感じ、何事にも好奇心を持たなければ・・・と思った先日の出来事でした。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
櫻井 一慶
最新記事 by 櫻井 一慶 (全て見る)
- 天皇陛下ご退位によるカレンダー制作の影響 - 2018年6月8日
- 東京進出へ。ダイトー光芸も変革の時 - 2018年4月12日
- エクスマセミナーに行って、一番実感したこと - 2018年3月14日