こんばんは。
ゴールデンウィークが終わりました。
9連休だった人もカレンダー通りだった人も、それぞれリフレッシュされたと思います。
ボク個人的には小学3年の長男が野球を始めたので、ほぼ毎日練習があった関係で遠出は出来ず、比較的ゆっくりした休みでした。
でも振り返ってみるとあっという間に終わった感じで、やろうと思っていた事もほとんど終わらず、5日間も何をしていたのかと反省しています。
そんな感じですっかりお休みモードから抜け出せず今日は気持ちの切り替えに苦労しましたが、そんな事を言っていられないのが零細企業の宿命で今週も全開で頑張りたいと思います。
さてゆっくりしていた話とは逆の事ですが、今日は「なぜ時間に追われるのか?」って話。
弊社は販促物の制作を生業としているので、BtoB、つまりクライアント企業様からのご依頼で販促物を造る「受注生産」の会社です。
極端な言い方をすれば自社では“売り物”を持っていないので、クライアント様のご要望を“形にする”仕事をしています。
そんな業界の宿命なんですが、納期を自分で決める事が出来ないんですね。
つまりお客様から指定された納期を守る必要があるので常に時間に追われています。
いや、でもこれは例え大手メーカーの方にとっても同じなのかも知れませんね。
そんな事で営利団体である企業は、どこもが「納期」に縛られて日々仕事していると言えます。
でも不思議に思いませんか?
技術の進歩は日進月歩で、今日現在では最新式だった物が明日には旧型になっているという事があり得る現在。
日々便利になっているにも関わらず、納期に追われる状態が全然解消されないと感じた事はないですか?
例えばボク達の業界で言うと
・デザインは手書きでしていた時代からイラストレーターで作成するようになって、色変えや変更が簡単に出来るようになった。
・文章の入力も、作成~修正が簡単に出来るようになった。
・印刷の「版」を作る工程も、かなり軽減している。
・機械やコンピューターの処理スピードが速くなった。
・その他
など、細かいところを含めると本当に便利になりました。
にも関わらず、納期に追われるんですね。
なぜ?
理由は恐らくこんな感じでしょうか?
・求められる品質が上がった。
・小ロット多品種になった。
・単純に短納期になった。
・日々の進化でスキルが追い付かず、試行錯誤の時間が増えた。
・テクノロジーの進化による障害で、今までで以上に気苦労が増えた。
つまり便利になればなるほど逆に障害も増えてきて、結局のところ時間に追われる生活は変わらないって事なんですね。
時々「もうこれ以上進化は必要ない!」って思うこともあるけど、こればっかりは止めることも出来ないですね。
まぁそれでも昔はよくしていた徹夜もすることが無くなり、ゴールデンウィークも休むことが出来ているので、テクノロジーの進化の恩恵を受けていることになります。
ところで・・・
時間に追われている最大の理由は・・・
あなたの要領が悪い!
って指摘は言わないで下さいね(苦笑)
さっ、今日から2ヵ月以上祝日がありません。
しばらくはフル出勤の日々が続きますが、皆さん頑張りましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
櫻井 一慶
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