インターンシップで来ている彼女に伝えたい事

こんばんは。

今日の早朝、ボクの地元奈良県は突然の大雨に見舞われました。

深夜3時くらいから降り始めたんですけど“息が詰まる”って感じの降り方でした。

暗かったので余計にそう感じたのかもしれませんが、「ざああああー」というもの凄い音が響き、結局明け方まで降り続けたので、3時以降はトータルで1時間くらいしか睡眠を取れなかったですね。

暑い時期なので窓を開けて寝る事があると思いますが、皆さんも急な雨には気を付けましょう!

●インターンが始まりました!

さて先日のブログで書きましたが、昨日より「インターンシップ」の受け入れで女子学生さんが来ています。

本人も緊張しているでしょうけど、受け入れる我々も多少は緊張していて「今日は何をしてもらおう」「実務が忙しくて、構ってあげられていないな・・・」と気になってしまいます。

デザイナーとしてのインターンシップなので、弊社のデザイナーがイラストレーターやフォトショップのテクニックを伝授したりデザインのアドバイスをしてくれていて、正直なところボクには出来ない事なのでとても助かっていますね。

彼女はグラフィックデザイナーを目指しているという事なので、そんな実務的な事が一番良いのかもしれないのですが、でもボクはあえてデザイン以外の事も知ってもらおうと思っています。

まず初日に伝えたのは「デザインはしただけで終わりではない」って事です。
つまり「データを作って終わりではなく、全てその後の工程がある」って事ですね。

我々でいう後工程で圧倒的に多いのは「印刷」です。

もちろん「WEBデザイン」や「インクジェット出力」、もっと違う業界でいうと「インテリアデザイン」「建築デザイン」など、全てが「印刷」へとつながる訳ではありませんが、グラフィックデザインについていうと圧倒的に「印刷」工程へ進んでいきます。

そしてデザインした物は、印刷されて初めて消費者の目に触れる事になります。

そういう意味では「デザイン」と「印刷」は密接につながっていると言えますね。
だからボクの自論としては「デザイナーは少しは印刷の事を知っておくべき」と思っています。
特にMacでデザインをするようになってからは後工程の事を知らずにデータを作る事で、トラブルになる事もあります。

もちろん専門的な事まで知っておく必要はないと思います。

知り過ぎるとデザインが出来なくなりますし。

でもある程度、後工程の事を知ることで、モノづくりに携わっている楽しさを味わえるのではないかなぁと思います。

あとは「モノづくりには沢山の人の思いが詰まっていて、その中のデザインは重要な位置付けにある」ってことも伝えれたらなぁって思っています。

いずれにしても学校では教えてもらえないような事を、この14日間で何か1つでも感じ取ってもらえたらなと思っています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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1972年1月18日生まれ。奈良県在住。大学を卒業後、製版会社、広告代理店を経て父親が設立したダイトー光芸(株)に入社。2013年5月より現職。 恵まれたクライアント様や協力会社様に育てていただきながら、日々奮闘中。

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