こんばんは。
昨日は朝から大変な目に遭いました。
毎日電車で通勤しているんですが、早朝に人身事故があって1時間ほど運転を見合わせていた影響で、30分ほど遅刻してしまいました。
通勤時間帯とも重なり電車は満員。吊り革も持てないところだったので、かなり疲れました。
昨日は朝から出掛ける予定だったのを早速予定変更。お蔭で行きたかったところに全て行けませんでした。
ボクはたまたま予定変更できる用件だったので良かったですが、飛行機や新幹線に乗る人、大切なアポイントや試験があった人なんかはきっと大変だったでしょうね。
そんな昨日の出来事でしたが、今日は「撮影」について書こうと思います。
弊社のホームページにも載せていますが、実は社内に撮影スタジオを構えています。
弊社のような規模の制作会社でカメラマンとスタジオを構えているところって、かなり珍しいことなんですね。
そんな事で今回は「撮影」についての裏事情というか、ちょっとしたテクニックについて。
まずは下記の2枚の写真をご覧ください。
写りが悪いのは、照明もあてずスマートフォンで撮ったものなのでご了承下さい。
注目いただきたいのは「ピント」の部分です。
1枚目の写真は「アレンジ記憶成分in」のところにピントが合っていて文字がクッキリと読めますね。そのかわり後ろ側のラベルがボヤケています。
2枚目はその逆で、前側の文字はボヤけていて、後ろのラベルにピントが合っています。
ご覧の通り前後で距離があるため、どちらかにピントを合わせると、もう一方がボヤケてしまいます。
さて、この様な時はどうするのか?
実はフォトショップというソフトで合成する事になります。
つまり1枚目の容器と2枚目のラベルを切り抜き、ピントの合っている物同士を合成するという事です。
そうする事で、前後両方ともピントが合った画像が出来上がります。
昔は「ポジ撮り」していたので「後でフォトショップで合成する」というのは厳しかったですが、現在は撮影後のレタッチで合成や修正をすることが主流になっています。
「撮影したまま」ではなく「作られた画像」になるので、ボク個人としては正直なところ好きではありません。
でも合成だからこそ再現出来る画像もあるし、撮影は一瞬の物なので内容によっては「撮り直しが出来ない」事もあり、この辺りは「レタッチ」も上手く活用しながら仕事をさせていただいています。
という事で今回は基本的な合成の事を書きましたが、その他のレタッチについては、いずれご紹介したいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
櫻井 一慶
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