こんばんは。
今日の天気予報では大阪は雨も降るような事を言ってたんですが、結局晴れましたね。気温も上がり、今週からクールビズ仕様(半袖)にして、良かったです!
さて今日も夜遅くからのブログ更新です。すっかりこの時間の更新が常態化してきました(汗)
●後継者の頃ってとても不安でした
以前に自己紹介で述べました通り、僕がダイトー光芸に入社して17年、父親から社長職を引き継いで3年が経ちました。その時のブログがこちら→「ダイトー光芸って、どんな会社?」
入社した当時から当然と言えば当然なんですが「次期社長」という目で内外から見られていて、でも入社してからず~っとそんな意識を持たないように日々の仕事に取り組んでいました。何となくそんな感じで年月を過ごしていて、さすがに
「もうそろそろ何か準備せなアカンなぁ」
「でも何からしたらええんやろ?」
「経営の事って何も知らんよなぁ」
そんな漠然とした気持ちで不安だった時、大阪産業創造館のあるセミナーに目が留まりました。
その時のタイトルが
このタイトルをみて「後継者軍師って何?そんな職業の人がいてはるんや!」って思って迷わずセミナーを申し込みました!
受講してみて、はっきり言ってかなりの衝撃を受けましたね。
その時に言われた中で特に印象に残った言葉が
「会社の事が分かっていないから、漠然とした不安な気持ちになる」
「事業承継とは“超友好的な乗っ取り”である」
「後継者の自己革新 決意と覚悟が必要」
でした。入社して10年以上も経つのに、全く何も準備していない自分にかなり焦りも覚えました。“超友好的な乗っ取り”という、ただ事ではない言葉もでて、軽いショックを覚えたのを今でも記憶しています。
また受講している人の数が多かった事にも驚きました。ほぼ満席でしたね。そして実はその受講者の中に、後に出会う人が何人かいたんです!
●「若手後継者のための勉強会」に参加を決意
後継者軍師セミナーを受講して以降、自分なりに貸借対照表や損益計算書の見方を勉強したり、経営関係のセミナーに参加したりするようになりました。
そんな中、同じ大阪産業創造館からのメールマガジンで「若手後継者のための勉強会」というセミナーを始めるので出席しませんか?というような内容の案内が届きました。しかも受講対象者は「後継者もしくは会社を引き継いでから2年くらいの経営者」。タイトルも対象者も僕にドンピシャです。これまた即決で申し込みました。
●第一回目の受講
記念すべき第一回目は、確か15人くらいでしたかね。実はその中に先程の後継者軍師セミナーを受講していた人がいたんです!後で分かった事なんですが、「若手後継者のための勉強会」は掲示板などには出さず、過去に後継者関連のセミナーを受講した人を中心に案内を出したとの事でした。だから「後継者軍師セミナー」に出席していた僕にも案内が来たんですね。
当日はコの字型に机が配置されていてセミナーというよりも会議のような感じでした。
その中の参加者の一人Kさんの境遇が実に衝撃的でした。Kさんが参加した理由が
「父親が先月急死。別業界で働いていたのを退職し、右も左も分からない状態で会社を引き継ぐことになり、すがる思いで参加した」
でした。それに比べると
「自分は何と恵まれた立場にいるのか」
と恥ずかしくなりました。
●2回目以降も欠かさず出席
「若手後継者のための勉強会」は毎月の第3火曜日に行われることになっていて、僕は毎回出席することになりました。
内容は
「過去に“後継者”だった人が実際に家業を継いだときの体験談」
「決算書の読み方」
「コミュニケーション力を身につける」
「相続のはなし」
など、テーマはさまざまでした。毎回とても参考になる話が多く、今でも時々資料を読み返しています。
でも、こんな事を言うと産創館のご担当者に怒られますが、参加していて一番良かったのは、沢山の同じ立場の参加者と出会えたことですね!
毎回終わった後に懇親会があり、その中で色々な情報交換が出来、悩みや愚痴を言い合っては励まし、励まされながらワイワイと話せるのが本当に貴重な経験になっています。
●勉強会の時以外でも!
そのような仲間とはSNSでも繋がっているので、そこでも情報交換しています。しかも仕事上でも持ちつ持たれつで、新しい業界の仕事でも相談出来る相手がとても増えました!今までは全く縁のなかった分野の相談が出来るのって、本当に有り難いですね!
実は昨日も勉強会で知り合った人から「販促物の相談にのって欲しい」と電話があり、来週会うことになっています。こういう話って利益に関係なく、純粋に嬉しいですよね!だって勉強会に参加していなかったら相談される機会すらない事ですし!
●~現在
4年目になった「若手後継者のための勉強会」ですが、実は今年になってからほとんで開催されなくなっています。恐らく産創館のご担当者が忙しいからだと思うのですが、色々な人から再開を願っている声を聞いています。僕もその中の一人です。そしてまた新しい仲間と出会いたいですね!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
櫻井 一慶
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