新規営業に思う事

こんばんは!
先日6月になったと思ったら、もう中旬ですね~。ブログを始めてから特に1週間が早く感じるようになりました。それだけ更新にプレッシャーを感じているという事かもしれませんが・・・(汗)
ちなみに“旬”という漢字は「10日」という意味があって、1ヶ月を10日ごとに分けて「初旬」「中旬」「下旬」と言うんですよ。って話はどうでも良かったですね。

●うんざりする新規営業

さて、今日は新規営業についての話。
先日営業スタッフと話をしていたのですが、新規の営業電話って本当に迷惑な時がありますね。立場上、頻繁に色々な売り込みの電話や飛び込み営業をうけることがあるのですが、時々その会社の営業姿勢を疑う事があります。

先日も掛かってきましたよ、「ブラジル国債の購入の案内」とか言う電話が。「社長様の個人資産や会社の資産を活用しませんか?」とか言ってました。僕も同じ営業として「必要ありません!ガシャ!」って感じの対応をしたくはないので、少しくらいは内容を聞いてあげるのですが、はっきり言って全く心に響きませんでした。「運用する資産がない(汗)」ので聞いても仕方がないというのが最大の理由ですが、もう一つは興味がない」ことを一方的に説明してくるやり方にうんざりしたからです。しかもその営業の子、断ったにも関わらず次の日の夕方に会社まで来たんですよ!はっきり言って迷惑でした。丁重にお断りして、お引き取り願いましたが・・・。

また「質問営業」と称して色々と困りごとを聞きながら誘導してくる営業にも閉口します。「何であなたに話さなければいけないんですか?」と言いたくなります。
あと「御社の地区の担当になりました」とか「新人なので名刺交換だけで結構です」とか「ご挨拶だけで結構です」とかいう営業も多いですね。
恐らくは会社からの指示であったり上司から教えだと思うのですが、はっきり言って全く会いたいとは思いませんね。
だって会う理由がないから。
そう思わないですか?「この地区の担当になった」のも「新人なので名刺交換だけ」なのも、自己都合でしょう。知り合いならまだしも、全くの見ず知らずの人から突然電話を掛けてきておいて、一方的に「会ってくれ」はないでしょ!断られて当然のテレアポだと思います。

なんか愚痴っぽくなりましたが何が言いたいかというと、新規の営業のほとんどが「お客さん目線にたっていない」って事です。営業してくる人の自己都合に付き合うほど「暇じゃない」って事なんですね。

●話を聞きたくなる営業

じゃあ、どんな人なら会いたいと思うのか。
それは最低限「ダイトー光芸のホームページ←(何気にリンク貼ってます)」を見てから電話してくる
とか、
弊社に合った提案をしてきたりする
と、場合によっては会ってみようかなと思いますね。
あくまでも「場合によっては!」ですけどね!

実は先日(実際は会長が約束したんですが)新規営業でビジネスマッチングを斡旋している会社から営業が来たんですが、この営業の子が凄かったですね。販促業界の事も色々と調べていました。それと何よりも
ちゃんと僕のブログを読んでくれてたんです!
ブログを始めたばかりなんで(営業とは分かっていても)知らない人が見てくれていた事が嬉しかったですね!
結局は契約しませんでしたが、色々と調べたうえでダイトー光芸に合ったプランを考えていました。まあ正直なところ「プランの内容」よりも「あの営業の子」だったからこそ話を聞いたと言ったほうが正しいですが。

●かく言う僕はというと・・・

かく言う僕も、以前働いていた広告代理店では自己中心的な営業の仕方をしていました。とにかく会社の持っている媒体を売って来いと言われて、飛び込み営業やテレアポをしていました。先輩からも「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」と言われて、それを信じてひたすら営業する日々でしたね。100軒に1軒くらいは話だけ聞いてくれるところがありましたが、かなり効率は悪かったです。今思えば当然ですよね。だってお客さんが望んでいる広告でははく、僕が買ってほしい広告を案内していたんですから。
その反面、成績を上げている先輩はとにかく成約率が高い。当時は何気に横で見ていましたが、お客さんによって案内する広告を変えていました。だからアポイントを取る確率も高かったんですね。

●「他山の石」

未経験で若い頃は「下手な鉄砲・・・」的な営業方法も必要なのかも知れませんが、正直なところ長くするものではないと思いますね。断られ続けてモチベーションは下がるし、最悪の場合は会社の評判を下げてしまいます。
せめて自社の売りたい「モノ」や「コト」があるんであれば、それを必要としている「人」や「企業」を絞って調べ、仮説を立ててから営業するべきだと思いますね。その仮説が合っていて契約につながれば嬉しいですし、もし間違っていても「勉強になった」と思って違う仮説を立てれば良いだけですし。
って他人事のように言ってますが、僕を筆頭に弊社の営業が出来ているのかを今一度見直して日々の営業に取り組みたいと思います。

ちなみに今日のようなブログを踏まえて新規営業してくるのは勘弁して下さいね!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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1972年1月18日生まれ。奈良県在住。大学を卒業後、製版会社、広告代理店を経て父親が設立したダイトー光芸(株)に入社。2013年5月より現職。 恵まれたクライアント様や協力会社様に育てていただきながら、日々奮闘中。

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