「仕事の引き継ぎ」と「新入社員教育」について

こんばんは。

早いもので10月がスタートしましたね。
今年も残り3ヵ月となりました。
10月といえば衣替え。といいながらまだまだ半袖の人が多いですが、皆さんはいかがでしょうか?

そんな季節の変わり目、弊社もある意味節目の時期なのかもしれません。
というのも、実は先週末に勤続26年のベテラン制作スタッフが退職し、昨日から新入社員が入社しました。
「ベテランスタッフ」と言いましたが、勤続26年で当然ボクよりも先輩でした。
1日の大半を一緒に過ごしていたので、居ないという事が不思議な感じです。
ボクも含めて皆がいつかは会社を去る時がくるのですが、社歴が長ければ長いほど、退職した時の影響は大きくなるものですね。

という事で、今日は「仕事の引き継ぎ」と「新入社員教育」について。

●仕事の引き継ぎ

今回のように退職時に限らず、「担当変更」や「転勤」など、仕事を「引き継ぐ」機会って沢山あります。
実はこの「引き継ぎ」というのが結構難しいですね。
“引き継ぐ人”は日々当たり前のようにしていた事なので、つい「言わなくても分かるだろう」と思いがちなんですが、引き継がれる側からすると全く分からない事が多いです。
他人がしていた仕事は、ただでさえ慣れない業務で時間が掛かるのに、引き継ぎがされていないとかなりの負担になってしまいます。
だから引き継ぐ人は出来るだけ丁寧に引き継ぎ、引き継がれる側の人は細かなところまで聞いておくべきです。

それではどの様にすればスムーズに引き継ぎを行えるか?

まずは「可能な限り時間をかける」事だと思います。
お互い日々の業務をやりながらの引き継ぎなので予定を合わせるのが難しい時もありますが、短時間での引き継ぎは避けたいですね。

それから引き継ぐ人は「引き継ぎノートを作成する」事ですね。
ついつい面倒くささから口頭での説明になりますが、その時は理解したつもりでもいざその仕事に遭遇した時に忘れてしまっている事が多いです。そんな時に「引き継ぎノート」が重要になるんです。

また「複数人で引き継ぐ」事も大切です。
一人だけに引き継ぐのは危険ですね。複数の人で引き継ぐことで「抜け」が少なくなります。

これらの「引き継ぎ」がしっかり出来ていないと、引き継がれる人や会社だけではなく、お得意先やお取引先にも迷惑を掛ける事になるので、「引き継ぎ」はキッチリすることが大切ですね。

●新入社員教育

大手企業であれば「新入社員」というと新卒者となるので、挨拶の仕方や言葉遣い名刺交換の仕方など、社会人としての一般常識を「研修」で教わることになります。
でも弊社のような零細企業では「新入社員」と言うと「中途採用」が圧倒的に多いのが現状です。
「中途採用」という事は基本的に社会人の一般常識は身についていることが前提となるので、新入社員教育といえば「社内のルールや決め事」「仕事の流れ」など基本的な事を教え、後は「実践の業務をしながら繰り返し教えていく」事になります。

今回弊社に入社してくれたのが23歳の制作スタッフ。
約1年ほど社会人の経験があるとは言うものの、まだまだ経験不足は否めないと思います。
最初は先輩スタッフのアシスタント業務をやりながら、徐々に簡単なデータ作成を経験し、いずれはどんな仕事でも任せられるようになってくれればと思っています。

制作スタッフですが、時には営業と一緒にお得意先にも同行させたいと思いますので、その際は是非ともお願い致します。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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1972年1月18日生まれ。奈良県在住。大学を卒業後、製版会社、広告代理店を経て父親が設立したダイトー光芸(株)に入社。2013年5月より現職。 恵まれたクライアント様や協力会社様に育てていただきながら、日々奮闘中。

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