どんな思いで仕事に取り組むべきか・・・

こんばんは。
今日の午前、急に携帯が鳴ってビックリしましたね~!
大阪にいた方は経験されたでしょうけど大阪府が行った「訓練通報」。
“地震発生”と、3分後には“大津波警報”を知らせるメールが一斉に届きました。会社にいたんですが、スタッフのほとんどの携帯が鳴りましたし、ボクはちょうど電話中でしたが、お客様のところでも電話越しに警告音が鳴っていましたね。
9月1日が「防災の日」だった事ですし、これを機会に弊社の船場センタービルの避難ルートや消火器の位置、大災害時の帰宅困難時の対応、自助など確認しようと思いました。

さて、1週間ぶりの投稿となってしまいました。
毎日バタバタしていて全くブログの時間がとれなかったんですが、少しずつ時間がとれるようになってきたので、また頑張ります!

今日は「どんな思いで制作に取り組むべきか」について。

先日のブログにも書きました通り、現在インターンシップとして大学3回生の学生さんが来ています。先々週から始まり、今週の木曜日までです。
せっかくの夏休みを犠牲にして「職業体験」に来る意欲的な学生さんなので、少しでも「日頃体験出来ない事をしてもらおう」と最初は思っていました。でもボク達も日々の仕事をしている中での事なので、なかなかタイミングの良い案件も少なく、学生さんには申し訳ないなーって思っています。

だから、せめてボクからは決して学校の授業では聞けない「デザイン制作に取り組む姿勢」を話したり、スタッフからは「いかに早く出来て修正もしやすいMac操作」を教えたりしています。

●どんな思いで取り組むのか

弊社はメーカー様と直取引を多くさせていただいていて、業種も多岐にわたります。「アパレル」「食品」「化粧品」「医療機器」・・・。それぞれのお客様は商品を作って売られている訳ですが、当然そこには「商品に対する熱い思い」「こだわり」が詰まっています。

お客様によって弊社が携わっている仕事内容は違いますが、ご依頼いただいた仕事に対して、可能な限りボクたちもお客様と同じ思いで制作に取り組むべきなんですね。お客様は弊社にご依頼いただくまでに、何度も何度も検討を重ね、商品に対して情熱を持っておられます。当然ですよね、自社製品なんですから。
だから依頼を請けた我々が自分勝手にイメージを変えたり、いい加減な気持ちで取り組む事は出来ないんです。
ボクたちも同じ気持ちで商品作りのお手伝いをし、お客様の「思い」を常に考えながら制作に取り組まなければいけません。

そこが「自分の好きなテーマで作る」学生の人たちの作品と、お客様と一緒になって形に仕上げていく社会人の作品と大きく違うところなんですね。

●Macテクニック

我々が日々使用しているイラストレーターとフォトショップ。ハッキリ言ってかなり奥が深いソフトです。そんな事を書いた記事はコチラ
授業では基本的な操作は教えてもらえると思うのですが、あとは使いながら我流で覚えていくのが現状だと思います。実際弊社でもスタッフによってスキルが違います。
学生の授業では、テーマに沿って自分の好きな作品を作るので、「修正や変更」はそれほど無いと思いますが、仕事となるとそうはいきません。自分が「良い」と思っていてもお客様に意向に沿わなければ「修正」する必要があります。
だからその事を念頭に置きながらデータを作っておく必要があるんですね。
簡単に言うと「もし修正を言われても、修正がしやすいような作り方」をしておく必要があるんです。
また弊社にご依頼いただく仕事は基本的に“お急ぎ”の案件が多い(笑)
だから「作りたいデザインをいかに早く」「修正がしやすく」作るテクニックを身に付けておかなければいけません。
そんな事を伝授してくれてるんで、きっと勉強になっていると思います。

●多くの事を感じてもらえれば・・・

とにかく学生と社会人の最大の違いは「自分の作品を作る」か「お客様の商品を作っている」か。そこには当然“お金”も発生します。そこを勘違いしてはいけませんね。
ただ、だからといってお客様の指示をそのまま形にするのも良くない。
どこかにデザイナーなりのセンスやカラーを出すべきなんですね。
そこがデザインの仕事の「一番難しいところ」であり、また「やりがいがある」ところなんですね。

あと残り3日間ですが1つでも多くの事を伝えて、今後の参考にしてもらえれば、受入れた我々も嬉しいです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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1972年1月18日生まれ。奈良県在住。大学を卒業後、製版会社、広告代理店を経て父親が設立したダイトー光芸(株)に入社。2013年5月より現職。 恵まれたクライアント様や協力会社様に育てていただきながら、日々奮闘中。

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