半永久使用+取り外しも簡単、マグネットシートについて。

こんばんは。

今年最後の1ヵ月になり、何かと忙しい季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
弊社は11月までは年賀状やカレンダーなどで結構忙しくしていましたが、12月に入ってからは少し落ち着いてきています。

さて、今日はお客様からお問い合わせのあったマグネットシートについて書いてみたいと思います。

●マグネットシートの特徴

特徴は何と言っても取り外しが簡単ということでしょう。
しかも磁力で付けるので、(使用状況にもよりますが)半永久的に使用できる特徴があります。

シールとかだと時間が経てば剥がしにくく、糊が残ったりしますが、マグネットはそんな心配はご無用。
貼る場所が「鉄扉やロッカーなど、磁石がくっつくところ」で「平面」と限定はされますが、頻繁に貼り換えたりする必要がある場合などには大変重宝されます。

●弊社が使用しているマグネットシート

弊社が常備しているのは基本的に屋内使用を想定している商品なので磁力はそれほど強くありません。サイズは1020mm×10M巻きの物で、そこにインクジェット出力したものを貼り合わせて、カットします。
今回お問い合わせがあったのは「車輛に取り付けたい」というご希望でした。
という事は風雨に耐えて、高速運転でも飛ばない磁力の強いタイプを使用しないといけません。
そういう時は磁力の強い「車輛用マグネットシート」という物を使います。
馴染みの物としては初心者マーク。これなんかは「車輛用マグネットシート」が使われている代表です。

●車両用マグネットシート

今回の仕様は・・・・
メディア:ユポや合成紙など、耐水性のあるフィルム(糊付)
出力:屋外対応のインクジェット出力(溶剤など)
表面加工:UVラミネート
マグネット:車輛用の強力マグネットシート

今回のご要望は2枚だったので上記の仕様ですが、枚数によってはユポにUV印刷したり、直接シルク印刷などをする事もあります。

●車輛に貼る時の注意点。

まず最初にする事。
それは

「洗車」です!

当たり前の事ですが、ボディが汚れていると磁力が弱くなる・・・というより本来の磁力を最大限活かせないんです。
汚れていては走行中の剥がれの原因にもなり、大変危険です。
また異物が残った状態で貼り付けると、車のボディに傷がついてしまいます

●定期的なメンテナンス

これは結構おろそかにしがちなんですが、時々は剥がして掃除をすることをお勧めします。
実は長期間使用を続けると、間にホコリが溜まってきて、最悪の場合は端のほうから剥がれてくる可能性があります。
磁力が弱くなることはありませんが、隙間からホコリなどが侵入してくるんです。そうなると剥がれの原因となってきます。

ちなみに洗車には対応してませんので、洗車時は取り外してくださいね

今日は以上です。
ぜひ何かの参考にしてもらえれば幸いです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

The following two tabs change content below.
1972年1月18日生まれ。奈良県在住。大学を卒業後、製版会社、広告代理店を経て父親が設立したダイトー光芸(株)に入社。2013年5月より現職。 恵まれたクライアント様や協力会社様に育てていただきながら、日々奮闘中。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする