社会人なら身に付けておくべき「言葉遣い」のこと

こんばんは。
梅雨になったと言うのに全然雨が降らず、暑い日が続きますね。
今月の前半は涼しい日がありましたが、先週あたりから暑い日が増えてきて、ボクもようやく衣替えで半袖にしました。

さて、そんな今日は社会人には常に求められる「言葉遣い」について。

●社会人は当然身についていなければならない事

学生の頃は、普段接している人が「友達」「先輩」「先生(教授)」「アルバイト先の社員の人」・・・など年齢層がある程度限られていますが、社会人になると「同年代~定年前後の人」まで、急に年齢層が幅広くりますね。
また会社の同僚だけではなくお客様と会う機会もあり、言葉遣いに気を遣うケースが出てきます。
そんな事から新卒を採用している会社では「新人研修」があり、そこで「敬語」「尊敬語」「丁寧語」などの使い方についての研修を受ける事になります。
ボクも学生を卒業して働いた最初の会社で研修を受けました。

でも弊社のような零細企業では「新人研修」などを行う余裕もなく、結局は実践を繰り返しながら身に付けていくしかないんですが、間違った使い方や不適切な言葉で覚えてしまうと、知らないうちに相手を不快にさせる事もあります。

そんな事を痛感したボクの苦い経験を書いてみますね。

●エピソード

最初に働いた会社でボクは営業に配属されたんですが、そこでお客様からメチャクチャ怒られた話をしたいと思います。
ボクの働いた会社は印刷の製版会社だったんですが、とても忙しい会社で、いつも時間に追われていました。
その日も朝からスケジュールがパンパンで動いていたんですが、あるお客様(女性)から

「ちょっとお願いしたい事があるんやけど、来てもらえるかな?」

って電話をもらったんですね。
そのお客様はボクの母親くらいの年齢の人で、ボクの事を我が子のように可愛がってもらっていた人でした。

その時ボクは

「分かりました。何とかして行きます!」

って答えたんです。
そして夕方に訪問したところ突然・・・

メチャクチャ怒られました。

「櫻井君。あなた先程の電話で「何とかして行きます!」って言ってたけど、何なの、その言い方は!営業なら「喜んで行きます!」って言わないとダメでしょ!「何とかして・・・」くらいの気持ちなら来てもらわなくても結構!」

正直なところ、かなり衝撃を受けました。
ボクとしては「実際はかなり忙しくて、行く時間もないくらいだけど「何とか時間を作って」行きます」って気持ちだったので、どちらかといえば「忙しいのによく来てくれたね」と言われると思っていたので、怒られるとは夢にも思っていませんでした。
でも言われてみて初めて気が付きました。確かに言われる通りだと。そして「言葉」ってホントに難しいなぁと感じました。

今思えば「とても愛情のある忠告」だったと思いますし、いい勉強をさせていただいたと思っています。
もちろんそれ以降「何とかして・・・」のような言葉は使っていません。

●最近は電話に加えてメールにも神経を使う

皆さんはどれくらい仕事でメールを使っているか分かりませんが、ボクは結構使っています。

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直接の会話ではなく文章として残るメールは、より一層気を遣いますね。
会話であれば声のトーンやニュアンスで伝わる事が、文章になると思ってもみなかった伝わり方になった事は皆さんも経験があると思います。
「言葉遣いは間違っていないか」
「ちゃんと伝わる言葉で書けているか」
「敬語などの使い方は間違っていないか」
神経を使います。
「文章を書かなくなった」って事をよく聞きますが、メールなどで文章を書く機会は逆に増えたし、皆さんもプライベートで「LINE」や「Twitter」や「Facebook」などで文章を書いているんじゃないでしょうか?
ボクなんかはこうして「ブログ」も書いていますし(笑)

そういう意味では、やはり基本を身に付ける必要がありますね。

●人を見て言葉を変えない

ボクも「社長」という立場上、スタッフからは「上から目線の言動を使っている」と感じられているかもしれません。
だからこそ常々「慎まねば」と思っています。
これはお取引している協力会社様に対しても同じで、「弊社では対応出来ない事をしていただいている」という感謝の気持ちで、言葉遣いには気を付けています。

もちろん、丁寧過ぎてあまりにもかしこまってしまうと良い人間関係は築けないですが、だからと言って友達言葉で話すのは良くないですね。
その辺りは難しいですが「親しき仲にも礼儀あり」で、社会人としての常識的な言葉遣いには気を付けたいものですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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1972年1月18日生まれ。奈良県在住。大学を卒業後、製版会社、広告代理店を経て父親が設立したダイトー光芸(株)に入社。2013年5月より現職。 恵まれたクライアント様や協力会社様に育てていただきながら、日々奮闘中。

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